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飼育情報

金魚愛好会



間違いだらけの金魚の常識

間違い1:高級金魚は弱い

たしかに水槽で「和金」と「出目金」を一緒に飼っていると出目金が死んでしまう事が、よくあります。 しかし決して出目金が弱い訳では有りません。

「同じタイプの金魚を一緒に飼いましょう」・・・出目金も簡単には死にません。

理由 和金はフナに近い形をしていて、丈夫で硬い背ヒレや尾ヒレを使い、泳ぎが上手なため活発に泳ぎます。餌も出目金より早く食べてしまいます。出目金は、しなやかなヒレと大きな頭で速く泳げません。しかもとび出た目は和金の硬いヒレに当た ると大変傷つきやすく、傷口から細菌が入り、死んでしまう事になりやすいのです。

間違い2:水替えしたら喜んで泳ぎ回る

水を換えた後、金魚がさかんに泳ぎ回るのは喜んでいるのではなくて、
苦しんでいるのです。

  1. 水が冷たくて驚いている。・・・水温差5度以上は金魚を弱らせます。(あなたがお風呂に入った時、お湯のはずが水だった時を想像してください。)
  2. 水質の急変・・・替えた水に消毒薬(塩素)などが残っている。酸素が含まれていない。水がきれいすぎる。(古い水を少し入れてやりましょう)
  3. 水替えするときは、前の日に水道水を口の広い容器(バケツ、たらい等)に汲み、水槽の近くに置いておき、使うと良いでしょう。(水道水に入った塩素は1日たつと自然に消えて、水温も水槽と同じになります)
  4. 水を換えた日は、餌を与えない。または控えてください。
  5. ろ過装置は洗わない事。大事な「ろ過細菌」で出来た「ろ過膜」(ぬるぬるした物)が取れてしまい、ろ過作用が無くなります。水で付着したごみ、糞などを軽く流すだけ。

間違い3:井戸水はすぐ水替えに使える

汲みたての井戸水で水替えするのは大変危険です。エアーを入れて1日汲み置きにして下さい。

  1. 家庭の井戸水には、酸素が含まれていないことが主な理由。
  2. 地下水は、冷たく水温調整が必要。
  3. 水道水が無難です。どうせ汲み置きにするなら水道水も同じ、人間が飲んでも良いのだから水質はお墨付き。急いで使いたい時は塩素の中和剤を使えば良い。

間違い4:毎日餌を与えた方が良い

金魚は半年餌を与えなくても死にません。場合に依っては餌を与えないでください。

  1. 金魚屋さんから金魚を買ってきた時は、2〜3日餌を与えないで、新しい環境に慣らしてからにしましょう。そして最初は少し与え、だんだん量を増やしてください。
  2. 水を換える前と後は餌をやらない事。品評会を目指すマニア (ベテラン)は、しっかりこれを守っています。
  3. 金魚の様子がおかしかったらまず絶食をお勧めします。軽い病気なら餌をやらないでおけば直ります。
  4. 家族で旅行する時も留守にするからといって前の日に多く与えてはいけません。1週間や10日の絶食はかえって金魚の健康に役立つぐらいに思って下さい。心配なら自動装置も有ります。

自動餌やり器(毎日決めた時間に決めた量が出ます)

間違い5:魚の数に合わせて餌の量を決めていませんか

  1. 餌の量は水槽の大きさや、ろ過装置の能力で決めるものです。したがって水槽に合った魚の数も大切。
  2. 一般的な60センチ水槽であれば4〜5匹が適当です。最初は少し淋しい感じがしますが、魚はすぐに大きくなります。
  3. 餌の量は上記水槽で、ろ過装置が十分はたらいている場合、1日コーヒースプーン1杯が標準と考えて下さい。
  4. 「餌は魚でなく池にやれ」という言葉が有ります。

冬の管理(室内飼育篇)

Q. 冬はヒーターを入れたほうが良いでしょうか?

A. 金魚にとって冬は、冬らしい環境で飼われるのが理想なのです。 

  1. 金魚は寒い冬があるから水温が上がると春を感じ産卵します。
  2. 暑い夏を過ぎ水温が低下すると、秋を感じて冬の長い冬眠に備え食欲が、おう盛になります。
  3. いつも春や、夏では金魚の生理がくるってしまうのです。
  4. 水槽の水が凍る場所や、1日の水温差が10度以上になる場合は、ヒーターが必要。
  5. 冬も水温を上げて大きく育てたい場合は別。

 

Q. 水槽の置き場所は?

A. 室温変化が少なく、1日1時間程度、日光の当たる場所が理想的。

  1. 暖房された部屋は避ける。暖房は普通夜中は止めてしまうため、室温が激変し水温差が大きくなるからです。こうした部屋に置く場合はヒーターで水温変化が5〜10度以内になる様にすると良いでしょう。
  2. 置き場所は水替えの便利さ、水漏れ事故などを考慮すると玄関ホール、廊下などが良いのではないでしょうか。


Q. 金魚が冬を感じる水温は?

A. 10〜13度以下と考えてください。



Q. 冬は餌をどのくらい与えたら良いか?

A. 水温が10度以下になったら餌を与えないでください。

  1. 金魚の体温は、ほぼ水温と同じですから餌を与えても消化しません。消化不良をおこして、重症になると金魚がひっくり返って腹を上に向けてしまう結果となります。
  2. 暖かい日が続き水温が10度以上になったら、ほんの少し与えてやると良いでしょう。絶食中の魚に水温が上がったからといって、たくさん与える事はきんもつです。
  3. ヒーターで水温が15度以上に保たれている場合は、普通に与えてください。

 

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